星空の小さな図書館の紹介

こんにちは、い鉄ブックス事務局です。

本日は、い鉄ブックスの基地でもある、いすみ鉄道の走る千葉県いすみ市内にある、「星空の小さな図書館」のことを紹介したいと思います。

星空の小さな図書館はスターレットが運営する民間図書館です。

毎週日曜日と月曜日にオープンしています。

スターレット代表の三星千絵が館長を務めています。

中はこんな感じです。

近隣の方がふらっと寄ってくれたり、遠方からわざわざこの図書館のためにお越しになる人がいたりと、いすみ市内のちょっとした不思議なスポットになっております。ちなみに、いすみ鉄道に乗って国吉駅に降り立ち、わざわざ一時間ほどあるいて図書館に来てくれた人もいました。私たちもびっくり。

この図書館、実は前は古民家の納屋だったところで、はじめはこんな感じでした。中には昔に農機具や木材や蚕を飼うための道具がたくさん。それを少しずつ片付け、中を改修して今のような図書館になりました。お金をたくさんかけることが難しかったため、壁を自分たちで塗ったり、テーブルを自分たちで作ったりしました。

地道な活動が認められて、講演会でお話しさせて頂いたり、本や雑誌、新聞などでもたくさんご紹介していただくことができました。(参考

さて、そんな「星空の小さな図書館」の蔵書はどうしているのかというと、実はその本のほとんどが寄贈して頂いた本で成り立っています

子どもが大きくなって読まなくなってしまった絵本や児童書、誰かに読んでほしいと持ってきてもらった小説や雑誌、地域のために役立ててほしいと寄付頂いた歴史や教育の本などなど、たくさんの方々のご厚意とご意思によって支えられて運営していくことができています。

しかし、正直なところ、星空の小さな図書館はスペースに限りのある小さな民間図書館です。

敷地内に倉庫もあるのですが、そこも含めて、寄贈して頂いた本でいっぱいになってしまっています。こうした本をもっと地域のために役立たせることができないものかと悩んでいたところに、今回の「い鉄ブックス」のお誘いを頂きました。

いすみ鉄道も含めて、本で支える地域活動の在り方を、今回の「い鉄ブックス」に協力する形で実現していけたらと思います。

「い鉄ブックス」に寄付頂いた本は、インターネットやマーケットで販売することのほかに、星空の小さな図書館等地域の様々な場所でご覧いただくことにも役立てていければと考えております。

本が回り、本がつなぎ、本が支える地域、そんなことに少しでも貢献できれば幸いです。

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