木更津工業高等専門学校 学生による、「本の自動販売機」製作プロジェクト

先日、木更津市にある高等専門学校「木更津工業高等専門学校」の先生と学生さんより、「本の自動販売機」をつくるりあたり、協力をいただけないかと、ご相談いただきました。

機械工学、電子制御工学など学んでいる学生さんらしいアイデアが素晴らしいですね。寄贈頂いたたくさんの本が学生さんの学びに活かせるならばと、協力することにしました。

自動販売の完成目標は、10月末に開催される学園祭でのお披露目。6月ごろから準備をはじめ自動販売機の仕様が見えてきた8月の終わりころに、実際に販売する本の仕入れに来てくれました。

仕様に合わせて、本を用意させていただいたのですが、今回、リクエストがあったのは「文庫本で厚さ3cm以内」。

自動販売の動作を考えこの規格に統一したそうです。今までこのような視点から本をみたことがなかったので、斬新な視点に驚きました!
ダンボールに詰まった本を並べ、規格を揃えていきます。

規格が決まっているとはいえ、本のおもしろさも重要なポイント。国語科の先生も加わり、本を選書していきます。
選んだ本をどのように管理していけばよいのかなど、考えることが色々と出てきました。難しさも感じつつ、無事に選書終了!

この本達がどのように販売されるのか、楽しみにすること3ヶ月。

先日、学園祭「木更津高専 祇園祭」にお邪魔してきました。

4年ぶりの一般公開とあってか、構内は朝からたくさんの人で溢れていました。すごい盛り上がりです!

広い構内で迷いつつも、自動販売機コーナーを発見 !

私が伺った時は、ちょうど人の流れが落ちついた時のようで、ゆっくりお話も伺えました。

実際に本が購入できるということで、買ってみることに。

お金を渡し、ボタンを押すと 、ギギギーという音とと共に仕掛けが動き、本が落ちてきました。

1冊ごとにポップが書いてるのもおもしろいですね。 実際に中身を確認してみると、初めて手にする本でした。

どんな本なのか、中身を見るまでわからないおもしろさがあって、もう一冊購入!
紹介文からイメージするのも楽しいですよね。

機械の製作だけではなく、紹介文の作成まで、やることが多岐にわたり、きっと大変だったことでしょう。

こちらの自動販売機、まだまだ試作段階とのことなので、今後の完成が楽しみですね!

続報も引き続きお伝えしていきたと思います。

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